「桝一蔵部」休業のお知らせ|新着情報|桝一客殿

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2017年05月13日(土)

平成10年10月1日(日本酒の日)に開業させて戴き、約二十年間の長きに渡りご愛顧いただいた桝一蔵部を5月31日をもって休業させていただくことになりました。
思えば長野五輪に際しましてはパーティー会場として英国アン王女のご来臨を頂くなどの光栄に浴し、五輪終了後は再び内装工事を再開、同年秋、日本酒の日に合わせて開業させて戴きました。それは 桝一市村酒造場のお酒を、その酒造蔵の中で楽しんでいただきたいとの想いからでした。それ故、店の名前を酒蔵の一部という意味で蔵部とさせていただいた次第です。
以来、初代料理長 鈴木徳一から現料理長 畔上国之 及びスタッフ一同にいたるまで皆様方の温かいご支援を頂きました。感謝にたえません。
休業の理由ですが、お陰様で桝一市村酒造場も独立した造り酒屋として経営してゆく目処がたちましたことと、小布施堂がより栗菓子の製造販売に経営資源を集中するための二点でございます。
さりながら、すでに、小布施の和食レストランとして皆様方に認知され、親しまれている建物や竃でご飯を炊く和食スタイルは私どもとしても続いてくれたらと願っております。
そこで現在この蔵部のコンセプトと雰囲気を活かして営業を続けてくれる企業と折衝中でございます。そう遠くないうちに、再び新生「蔵部」が登場しましたならば、どうぞ私ども以上にご愛顧を賜るよう切にお願い申し上げます。

 

平成29年5月11日
小布施堂主人 市村次夫